真っ青な空と海を感じさせる 地中海スタイルの部屋づくりを紹介します

室内に居ながら、真っ青な空と海を感じられる地中海スタイルコーディネート。今回は、そんな地中海スタイルテイストの部屋作りのポイントをご紹介します！

地中海スタイルってどんなテイスト？

地中海スタイルは、スペイン、ギリシャ、イタリアやフランスといった国に囲まれた、地中海沿岸のリゾート地域のインテリアスタイルです。

白い壁の建物や白い砂浜に、真っ青な海や空を連想させるようなインテリアで、陽が降り注ぐ暑い気候の中でも、風が吹き抜けるような居心地の良い、白と水色の爽やかな色使いが特徴的です。

地中海スタイルを作るポイント＆アイテム

同じ地域のスタイルとして南欧スタイルがありますが、南欧スタイルが赤茶色のテラコッタタイルやオレンジ系の塗り壁、アイアン素材など、暖色系でまとめるのに対し、地中海は白や水色の壁など、寒色系でまとめるという違いがあり、色の組み合わせでスタイルの違いを表すことが出来ます。

部屋全体が明るい雰囲気になるように、床も壁もベースは白を選ぶようにしましょう。
床には白いタイルや、白やナチュラル色のフローリングが合います。
壁や天井は白の塗り壁やクロス、思い切って水色にすることによっても、地中海の海や空を連想させる空間になります。家具やドアも白か水色でまとめ、木や籐で出来た家具も似合います。

浜辺にいるような、風を感じられる空間を目指してコーディネートしましょう。

■アイテム：白の塗り壁・プロペラファン・籐・レースのカーテン・無垢材

■カラー：ホワイト（ベースカラー）・水色・青

空のような高い天井が明るさを感じさせる　「リビング」

広く明るい空間にすることで、一層地中海スタイルに近づけられるので、可能であれば人の集まるリビングは天井を高くとることがおススメです。

壁や天井は白で、ソファーやカーテンに水色を取り入れましょう。ターコイズブルーなどがおススメです。

ファブリックのソファーだけでなく、籐のイスやソファー、木の脚のイスなど素材が違う物でも、寒色系やナチュラル色にまとめることで、地中海スタイルを崩さずにまとまります。

小物でアクセントカラーを取り入れる　「ダイニング＆キッチン」

キッチンまわりは、基本的に白でまとめましょう。

キッチンなど大きなものに無理矢理、水色の物を取り入れてしまうと、飽きがくる可能性もありますし、日本の規制品のシステムキッチンでは、地中海スタイルに合う水色のパネルはほとんどなく、ちぐはぐな色味になってしまう可能性もあります。
そうなるよりも、キッチンは白にして、器やナプキンなどの小物に水色を取り入れる方が、リビングとのつながりも保てます。

白以外の色を取り入れる際には、暖色系が入ってしまうと、一気に地中海リゾートの雰囲気が壊れてしまうので、建材や小物の色選びの際には、寒色系を意識してコーディネートしましょう。

自然風を感じる　「ベッドルーム＆デスク」

ベッドシーツは白にして、ピローなどに水色でアクセントカラーを取り入れましょう。ベッドルームや書斎の壁の一面を鮮やかなブルーや水色にすると、大人な雰囲気の地中海スタイルになります。
また、天井にプロペラファンを設置することで、自然の風が流れる地中海の雰囲気を一層醸し出せます。

ベッドにおくピローカバーや、リビングのソファー、デスクチェアに置くクッションカバーには、水色と白のボーダー柄を置いて、マリンスタイルど真ん中の演出も、可愛らしさが加わった地中海スタイルならではのコーディネートです。

地中海リゾートの開放感を演出する　「洗面所＆トイレ」

一般的に洗面所やトイレは、ベースカラーとなる白でまとまっているので、あとは、指し色で水色を取り入れるだけで、地中海リゾート地のような雰囲気になります。床のタイルだけでなく、壁に水色や青のモザイクタイルをあしらうのもおススメです。

指し色が多くなりすぎると、ごちゃごちゃして、せっかくの開放的な雰囲気を台無しにしてしまうので、注意しましょう。

すぐにでも出来る地中海スタイルコーディネート！

「地中海スタイルコーディネート」のまとめ

真っ青な空や海、砂浜にいるような開放的な気持ちを味わえる地中海スタイル。

陽を浴びて、自然の風を感じられるようなリゾート地のようなインテリアスタイルです。

遠く離れた地中海ですが、インテリアによって家の中に再現し、開放的な雰囲気で癒されるのは素敵ですね。